〇概要
ツイッターの文字数140字の制限の中で書かれた小説。
ジャンルはブラックユーモアあり、恋愛あり、笑いありと様々なジャンルがある。
また、会話中心で読みやすく、前の話も覚えておく必要が無いので気楽に読めるコンテンツとなる。
〇オープニング
同窓会の事件から始まる。
この短編は冊子の背表紙、あと最後の短編にも組み込まれている。
〇読書発想
140字制限となっているが、現在のXの制限はもっと文字数が書ける仕様となっている。
140字よりは増やして、長さのバリエーションも豊富にそろえるのはどうか。
成長物とか、推理物はどうしても文字数が必要になるので、ワンチャンありかも知れない。
文字数が少ないので時と場所を選ばす読めるのが良い。
スマホで読むのであれば電車の中、昼休み、帰宅時など様々な読書シーンが展開可能。
ただ、特定の人物が出てこないので、あえてのシリーズ物もアリではないだろうか。
たとえばラノベ調の冒険ものショートなど。
たとえば「戦士ラインハルトの冒険」などと称し、戦いやファンタジーの日常の人とのふれあい、笑いなども可能性があるだろう。
第1話 異世界転生、に銅の剣と50Gもらう。王国は魔王に支配されて困っている。
第2話 勇者の修練としてスライム倒す。そのうち仲間が出来る。人間関係描写。
第3話 サブプロット展開で、水門が開かなくて困っている、かぎを手に入れる的なイベント話を盛り込む。
このようなショートショートは笑いが親和性がありそう。
深いキャラクター設定や背景を書く必要がない。
見方を変えれば、脱力系のキャラを設定してそのキャラの日常をゆる~く小説、もありだろう。
「ゆる太郎の日常」なんていう題名にして、ゆるい出来事から笑いにつなげる。
そこからつないで、ゆる太郎ワールドを作るのもありだろう。
そんなキャラをいくつか作り、コラボ話も面白そう。
「経理のよし子の日常」から展開して、ゆる太郎の隣のデスクがよし子といった設定など。
最後の短編の「200個の目に見られている」・・・は息をもつかせぬ展開で目が離せなかった。
おそらく15,000文字位で構成されているが、ツイッターの現在の制限は日本語で2000文字である。
8回の分割でのせるのも悪くない。
続きは来週・・・・などとして、連続ドラマのような期待感を抱かせるのもフォロワー獲得にプラスに働くかもしれない。
あるいは、#2,000字小説といったシリーズもありか。
超ショートではなく、ショートで掲載すること、また続きものにすることによって成長もの、推理物、戦争物なども書けるようになるだろう。
率直な感想としては、大変面白く、寝る前の読み物として丁度良い。
このアイデアを世に出した著者に感謝。